「知って選ぶ。薄毛治療のエビデンス」
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」CQ1〜14を、患者さん向けにわかりやすく読み解く
CQ13 成長因子導入・細胞移植療法はAGA・FAGAに有効?ガイドライン「推奨度C2」をわかりやすく解説
PRP、幹細胞培養上清、細胞移植などの「再生医療」はなぜC2?期待される仕組み、2017年版で評価された臨床研究、「最新治療=標準治療」ではない理由まで解説します
AGA(男性型脱毛症)や女性型脱毛症について調べていると、
「毛髪再生医療」
「成長因子注入」
「幹細胞治療」
「幹細胞培養上清」
「PRP療法」
といった治療を目にすることがあります。薬を飲んだり塗ったりする従来のAGA治療よりも、「再生」「幹細胞」「成長因子」という言葉のほうが先進的に感じられるかもしれません。しかし、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」のCQ13では、「成長因子導入および細胞移植療法は有用か?」というClinical Questionに対して、推奨度C2「成長因子導入および細胞移植療法は行わないほうがよい」としています。これは「再生医療には将来性がない」という意味ではありません。実際、ガイドライン自身も「今後が期待される治療法」と評価しています。それでも2017年時点では、有効性と安全性の検証が十分ではなく、一般的なAGA・女性型脱毛症治療として広く実施する段階ではない、と判断したのがCQ13です。
まず「C2」とはどういう評価?
2017年版ガイドラインでは推奨度C2を、「行わないほうがよい」と定義しています。C1の「行ってもよい」とは明確に違います。またDの「行うべきではない」とも少し意味が異なります。ガイドラインの基本的な分類では、C2は「有効性を支持する十分なエビデンスがない、または無効を示すエビデンスがある」場合、Dは「無効または有害であることを示す良質なエビデンスがある」場合です。したがってCQ13のC2は、「効果がないことが証明された」という結論ではありません。患者さん向けには、「期待できる初期研究はあるものの、通常のAGA治療として勧められるほど有効性・安全性が確立していない」と理解するのが適切です。
CQ13でいう「成長因子導入・細胞移植療法」とは?
ガイドラインでは、具体的に、毛髪を誘導する能力を持つ間葉系細胞そのものを移植する方法や、細胞が分泌した物質を含む培養上清などから作られた製剤を脱毛部へ注入する方法などを想定しています。特に2017年版で取り上げられているのは、脂肪組織由来幹細胞の培養上清由来物質と、PRP(Platelet-Rich Plasma:多血小板血漿)です。ただし、これらはすべて同じ治療ではありません。
「幹細胞」「培養上清」「PRP」は別のもの
CQ13を理解するときには、ここを明確に分ける必要があります。
| 治療・材料 | 大まかな内容 |
|---|---|
| 細胞移植 | 細胞そのものを頭皮などへ投与する |
| 幹細胞培養上清 | 幹細胞を培養した液中に分泌された成分などを利用する |
| 成長因子製剤 | 成長因子などを含む製剤を頭皮へ導入する |
| PRP | 患者自身の血液から血小板を多く含む血漿を作り使用する |
特にPRPは「幹細胞を注射する治療」ではありません。また、「幹細胞培養上清」も通常、幹細胞そのものではなく、細胞を培養した際に分泌された物質を含む培養液側を利用する考え方です。したがって広告などで、
「再生医療」
「幹細胞」
「成長因子」
「PRP」
という言葉が並んでいても、それぞれが何を意味しているのかを確認する必要があります。
PRPとは?
PRPはPlatelet-Rich Plasma、多血小板血漿の略です。
患者さん自身から採血し、その血液を遠心分離するなどして血小板を多く含む血漿部分を取り出し、治療部位へ投与します。血小板には組織修復などに関係するさまざまな成長因子が含まれるため、その働きを毛包にも利用できないかという考えから、AGA治療への応用が研究されてきました。つまり、「自分の血液から発毛に関係する可能性のある成分を濃縮して頭皮に戻す」というイメージに近い治療です。ただし、自分の血液を使用するからといって、発毛効果が自動的に保証されるわけではありません。
2017年版でもPRPのランダム化比較試験は存在した
CQ13がC2であるため、「2017年当時はPRPの臨床試験がまったくなかった」と思われるかもしれません。実際にはそうではありません。ガイドラインは、2016年に報告されたPRPのランダム化・プラセボ対照・二重盲検・左右比較試験を引用しています。この研究ではAGA患者25人について、頭の片側にPRP、反対側にプラセボを注入しました。治療は1か月間隔で3回行われ、初回治療から6か月後に評価されています。その結果、PRPを使用した側では、治療前と比較して成長期毛、毛髪密度、終毛密度などに統計学的な改善が確認されました。(PubMed) つまり2017年版の時点でも、「PRPに発毛効果がありそうだ」という臨床データは存在していたのです。
RCTがあるのに、なぜC2なの?
これがCQ13の重要なところです。ランダム化比較試験が1件存在するからといって、それだけで治療法全体が標準治療になるわけではありません。当時のPRP研究は比較的小規模であり、PRPの作製方法、血小板濃度、遠心方法、活性化方法、注入量、治療回数などが施設によって異なるという問題があります。つまり「PRP」と一言で表現しても、どのPRPでも同じ中身とは限らないのです。ガイドラインは、成長因子導入や細胞関連治療の臨床研究の多くが限られた施設で行われる先進的な段階にあり、安全性を含めて有効性が十分に検証されているとはいえないと判断しました。
幹細胞培養上清とは?
幹細胞は、自ら増殖したり、さまざまな細胞へ分化したりする能力を持つ細胞です。そのなかでも脂肪組織由来幹細胞などは、培養中にさまざまな成長因子やサイトカインなどを周囲へ分泌します。そこで、幹細胞そのものを移植するのではなく、幹細胞を培養した際の「上清」に含まれる分泌物を利用できないかという研究が行われてきました。2015年の研究では、脂肪由来幹細胞培養上清にはVEGF、HGF、PDGF、IGF-1など、毛髪成長との関連が研究されている複数の因子が含まれると報告されています。(PubMed Central (PMC)) ここから、「毛包へ複数の成長シグナルを与えることで発毛を促せるのではないか」という考えが生まれています。
男女22人の培養上清研究では毛髪数が増加
2017年版ガイドラインが引用した研究の一つでは、脂肪由来幹細胞培養上清を用いた治療を、男性11人・女性11人の計22人に行っています。3~5週間ごとに計6回、頭皮へ注入し、治療前後の毛髪数を比較しました。結果として毛髪数の平均増加は、
男性:29±4.1本
女性:15.6±4.2本
で、男女とも有意な増加が認められました。さらに別の10人では左右比較が行われ、培養上清を注入した側のほうがプラセボ側より毛髪数の増加が大きかったと報告されています。(PubMed Central (PMC)) 一見すると、かなり期待できる結果に見えます。
良い結果が出ているのに「推奨しない」のはなぜ?
この研究には重要な限界があります。対象者は22人と少数です。また男性の一部はフィナステリドも服用していました。左右比較研究ではプラセボ側でも毛髪数が増えています。研究者自身も、針による刺激そのものが影響した可能性や、反対側へ何らかの影響が及んだ可能性などを考察しています。さらに長期間にわたる効果などについて、今後の研究が必要とされています。(PubMed Central (PMC)) つまり、「毛髪数が増えた研究がある」ことと、「標準治療として効果と安全性が確立した」ことの間には大きな隔たりがあります。CQ13は、その違いを示しています。
女性型脱毛症でも培養上清の研究はあった
2015年には、女性型脱毛症患者27人を対象として脂肪由来幹細胞培養上清を使用した後ろ向き観察研究も報告されています。12週間後、平均毛髪密度は、105.4本/cm² → 122.7本/cm²へ増加し、平均毛髪径も、57.5μm → 64.0μmへ増加しました。重篤な有害反応は報告されませんでした。(PubMed) しかし、これはランダム化比較試験ではなく、治療を受けた27人を後ろ向きに調べた症例研究です。プラセボ群と無作為に比較した試験ではないため、自然変動やほかの要因がどこまで影響したのかを十分に切り分けることができません。
「成長因子が入っている=発毛する」とは限らない
AGA関連の自由診療では、
「FGF」
「VEGF」
「IGF」
「PDGF」
など、成長因子の名称を数多く並べた説明を見ることがあります。確かにこれらの因子と毛包の成長については基礎研究があります。しかし患者さんが注意したいのは、「毛髪成長に関係する物質が含まれている」ことと、「その製剤を人の頭皮へ投与すればAGAが改善することが証明されている」ことは別という点です。薬でたとえるなら、作用機序が理論的に納得できるだけでは承認された治療にはなりません。適切な人数の患者さんを対象に、有効性・安全性・投与量・治療回数・長期成績などを確認する必要があります。
「幹細胞」という言葉だけで効果を判断しない
これもCQ13では非常に重要です。「幹細胞治療」と書かれていても、実際に生きた幹細胞を投与するのか、幹細胞を培養した上清なのか、そこから精製・加工した何らかの成分なのかでは治療内容が違います。さらに、細胞の由来も、
脂肪由来
骨髄由来
毛包由来
などさまざまです。製造方法や品質管理も異なり得ます。したがって、「幹細胞だから効果は同じ」というカテゴリーでまとめることはできません。
PRPもすべて同じ治療ではない
PRPでも同様です。
患者自身の血液を使用する点は共通していても、実際の製剤は、採血量、遠心条件、血小板濃度、白血球を含むか、活性化を行うか、1回の注入量、治療回数、治療間隔などによって変わります。この「治療プロトコルのばらつき」は、その後の研究でも大きな問題になっています。2024年にAGAのPRPランダム化比較試験をまとめたメタ解析では、13研究を統合すると毛髪密度増加が示されたものの、研究間のばらつきが非常に大きく、エビデンスの質は低く、出版バイアスも認められたと評価されています。(PubMed) つまり2017年以降、PRP研究はかなり増えていますが、「どのPRPを何回行えば標準的にどの程度効くのか」という統一された答えは依然として簡単ではありません。
2017年以降に研究が増えても、CQ13はそのままC2と読むの?
ここは非常に重要です。2017年版ガイドラインは、2016年12月までに検索可能だった研究を基に作成されています。現在、日本皮膚科学会の一般公開ガイドライン一覧にも、男性型・女性型脱毛症については2017年版が掲載されています。その後、PRPや幹細胞由来治療に関する研究は増えています。例えば2024年の幹細胞由来治療のシステマティックレビューでは12件のランダム化比較試験が検討され、細胞または細胞由来治療による毛髪密度・再生の改善を支持する結果が報告されています。(PubMed) 幹細胞由来培養上清についても、2024年のメタ解析では10試験がまとめられ、毛髪密度や毛髪径の改善が報告されています。(PubMed) したがって、「2017年にC2だったから、その後の研究でも効果が完全に否定されている」わけではありません。一方で、後から研究が増えたからといって、2017年版のC2を個人や医療機関が独自にAやBへ読み替えることもできません。ガイドラインの推奨度が変わるかどうかは、新しいエビデンスを系統的に再評価した改訂版で判断されるべき問題です。
PRPは最近の研究ではミノキシジルより優れている?
現時点では、単純にそう結論づけるのは難しい状況です。2026年に掲載された、PRPとミノキシジル外用を直接比較した9件のRCT・451人のメタ解析では、患者満足度など一部の指標でPRPが良好だったものの、毛髪密度、終毛数、中等度以上の再発毛など主要な評価項目では明確な優位性は示されませんでした。 また研究間のばらつきが大きいことも指摘されています。(PubMed) したがって、「再生医療だからミノキシジルより上」とは現時点でも単純にはいえません。これは治療費を考えるうえでも重要なポイントです。
高額な治療ほど効果が高いわけではない
成長因子導入やPRP、細胞関連療法は、自由診療として比較的高額になることがあります。しかし医学的な治療価値は、治療費が高いかどうかでは決まりません。また、
最新
再生
幹細胞
成長因子
オーダーメイド
といった名称そのものも、エビデンスの強さを表しているわけではありません。2017年版ガイドラインで、フィナステリドA、デュタステリドA、ミノキシジル外用Aである一方、成長因子導入・細胞移植療法はC2であることは、この違いを非常に分かりやすく示しています。(日本皮膚科学会)
「再生医療等提供計画を提出済み」なら効果も国が認めている?
これも分けて考える必要があります。現在の再生医療等安全性確保法では、対象となる再生医療等技術についてリスクに応じた区分が設けられ、認定再生医療等委員会による審査や、厚生労働大臣等への再生医療等提供計画の提出などの手続が定められています。(厚生労働省) PRPについても、厚生労働省のQ&Aでは、法の対象となる形で提供する場合に、委員会の審査を経て提供計画を提出する手続の例が示されています。(厚生局) しかし、
「提供計画が提出されている」=「国がAGAへの発毛効果を医薬品のように承認・保証した」という意味ではありません。
安全性確保のための法的手続と、AGA治療としての有効性を示すガイドライン推奨度は別の問題として考える必要があります。
「厚生労働省届出済み」という言葉だけで判断しない
再生医療を紹介する医療機関では、
「厚生労働省届出済み」
「再生医療等提供計画提出済み」
などと表示されることがあります。法令上必要な手続を適切に行っていることは重要です。しかし患者さんが治療効果を判断するときには、それだけではなく、AGA患者を対象とした臨床試験があるか、その治療そのものについてデータがあるか、何人を対象にどれくらい追跡したかを見る必要があります。手続が行われていることと、有効性が確立していることは同じではありません。
「PRP」「培養上清」「成長因子」を一括りにした比較はできない
例えば、「再生医療の発毛率は○%」という表現があったとします。まず確認しなければならないのは、何の治療についての数字なのかです。PRPの研究結果を幹細胞培養上清へ当てはめることはできません。ある培養上清製剤のデータを、別の製造方法の培養上清へそのまま当てはめることもできません。さらに、細胞そのものを移植する治療と、細胞を含まない分泌物由来製剤では安全性の問題も異なります。CQ13は一つのCQとしてまとめていますが、患者さんが実際の治療を選ぶときには、具体的に何を頭皮へ投与するのかまで確認する必要があります。
エクソソーム治療もCQ13と同じ?
これについては、2017年版をそのまま当てはめないことが重要です。2017年版CQ13は、脂肪由来幹細胞培養上清由来物質やPRPなどを具体例として扱っていますが、現在広告でよく見かけるさまざまなエクソソーム製剤について一つひとつ評価したCQではありません。したがって、「エクソソームはCQ13だからすべてC2」とも、「2017年版にエクソソームと書いていないから推奨されている」ともいえません。新しい治療ほど、製品そのものについて成分、製造方法、臨床試験、安全性、法的な位置づけを個別に確認する必要があります。
フィナステリドやミノキシジルの代わりになる?
2017年版ガイドラインからは、そのようには読み取れません。男性AGAについては、
フィナステリド内服:A
デュタステリド内服:A
ミノキシジル外用:A
です。一方、成長因子導入・細胞移植療法:C2です。(日本皮膚科学会)
したがって、少なくとも2017年版の考え方では、標準的なA評価治療を飛ばして、最初から「再生医療のほうが優れているから選ぶ」という治療順序を支持するものではありません。また、その後のPRP研究でも、ミノキシジル外用を主要な評価項目で明確に上回るとまでは結論づけられていません。(PubMed)
「再生医療なら失われた毛根が復活する」の?
この表現にも注意が必要です。AGAでは毛包が徐々にミニチュア化し、毛髪が細く短くなっていきます。成長因子や細胞由来物質の研究では、残っている毛包の活動を促したり、毛髪密度や毛径を改善したりすることが検討されています。しかし、「完全に失われた毛包を自由に新しく作り、元の毛量へ戻せることが確立している」という治療ではありません。「再生」という言葉から、毛根をゼロから作り直す治療をイメージすると、実際の研究内容との間に大きな差が生じることがあります。
CQ13について患者さんが確認したいこと
再生医療系のAGA治療を検討するときには、治療名称だけでなく、実際に何を投与するのか、PRPなのか、細胞そのものなのか、培養上清などの細胞由来成分なのか、その製剤・方法でAGA患者を対象とした比較試験があるのかを確認することが重要です。さらに、標準治療と比較したデータ、治療回数、効果判定までの期間、効果がどのくらい維持されるのか、注射に伴う痛み・出血・感染などのリスク、総費用、法令上必要な手続の状況について説明を受けると、治療の位置づけをより客観的に判断できます。特に、
「幹細胞だから効く」
「自分の血液だから安全」
「厚生労働省に届出済みだから効果が認められている」
「最新治療だから従来薬より優れている」
といった説明だけで判断しないことが大切です。
CQ13から分かること―「将来有望」と「現在推奨できる」は別
日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」のCQ13は、
成長因子導入および細胞移植療法:C2=行わないほうがよい
としています。
これは、2017年当時にまったく臨床データがなかったからではありません。PRPには小規模ながらランダム化比較試験があり、脂肪由来幹細胞培養上清についても男性・女性で毛髪数、毛髪密度、毛径などの改善を示した研究が存在していました。(PubMed) それでもガイドラインは、研究施設が限られ、有効性・安全性が十分に検証されたとはいえず、法令に則った管理が必要な治療も多いことから、一般的な治療としてはC2と判断しました。その後、PRPや幹細胞由来治療に関する研究は増えており、毛髪密度などの改善を支持するメタ解析も登場しています。一方、PRPでは研究方法のばらつきやエビデンスの質の低さ、出版バイアスなども指摘されており、標準化という課題は残っています。(PubMed) したがってCQ13を患者さん向けに一言で整理すると、
「再生医療系の薄毛治療には発毛を期待できる研究結果があり、研究自体は進歩している。しかし『期待できる新技術』であることと、『効果と安全性が十分に確立した標準治療』であることは別である」
ということになります。AGA・女性型脱毛症の治療を選ぶ際には、「再生医療」「幹細胞」「成長因子」という印象的な名称よりも、実際に何を投与する治療なのか、その治療そのものについてどの程度の臨床研究があり、標準治療との比較でどこまで効果が確認されているのかを見ることが重要です。
※本稿は、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」のCQ13を中心に一般患者向けに整理しています。2017年以降の研究については、「CQ13の当時の評価」と「その後に蓄積した研究」を混同しないための補足情報として記載しています。現在も日本皮膚科学会の一般公開ガイドライン一覧には同2017年版が掲載されています。
「知って選ぶ。薄毛治療のエビデンス」
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」CQ1〜14を、患者さん向けにわかりやすく読み解く
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