ミノキシジル
ミノキシジル配合外用薬5% 「FCI」
(富士化学工業) 60ml
3,500円
(本体:3182円/消費税:318円)
第一類医薬品
厚生労働省承認薬 説明書
2019年10月1日取扱い開始
日本人の平均寿命は、年々長くなり、男性でも８０歳を超えました。町ですれ違う年配の男性の頭を見てみますと、額が後方に広がり、てっぺんが薄くなっている方を多く見かけます。これが男性型脱毛症（ＡＧＡ）です。必ずしも年配の方だけではなく、思春期から進行します。30代ですでに1割、40代の３割、60代では半数に見られます。病気とは言えない変化ですので、皮膚科を受診する方は少ないです。最近、多額の費用がかかるだけで、あまり効果のない治療法が、横行するようになってきました。そのような状況で、患者さんが、科学的な根拠に基づいて、しっかりと効果のある治療法を受けられるように、日本皮膚科学会でガイドラインが作成されました。これが、男性型脱毛症診療ガイドラインです。このガイドライン（２０１７年版が最新）では、しっかりとした効果があり、強く推奨される治療法は次の３種類しかありません。
① フィナステリド（医薬品名：プロペシア、フィナステリド）の内服
② デュタステリド（医薬品名：ザガーロ、デュタステリド）の内服
③ ミノキシジル（医薬品名：リアップ、ミノキシジル）の外用液
プロペシア（物質名：フィナステリド）、ザガーロ（物質名：デュタステリド）は、毛母細胞の増えるのを攻撃して、破壊する男性ホルモンＤＨＴ（ジヒドロテストステロン）を減らします。ミノキシジル（物質名：ミノキシジル）は、毛母細胞の近くの毛細血管を広げて、栄養や必要な成分を毛母細胞に行きわたらせます。毛母細胞の働きを改善します。ミノキシジルの利点は、プロペシア、ザガーロとの相性が良く、併用可能なことです。つまり、プロペシア、ザガーロでＡＧＡの原因を取り除きながら、ミノキシジルで発毛できるのです。これまで、プロペシア、ザガーロを使っていて、今１つだった方には、ミノキシジル外用液の併用を強く勧めます。プロペシア、ザガーロで、十分に効果を実感しているが、さらにもっと増やしたい方にも、リアップの併用を勧めます。ミノキシジル外用液には、１％と５％がありますが、５％には強い効果があります。１日に２回、脱毛部を中心に塗布します。
※ミノキシジルの内服薬は国内未承認です。
※ミノキシジル配合外用薬には国内承認薬があります。
※AGA MPHL CLINICAL QUESTION
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