バイアグラ、レビトラ、シアリス共通の併用禁忌薬

(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル共通の併用禁忌薬)

狭心症や心筋梗塞の発作時のためニトロを持っている方は要注意です。ED治療薬を服用中に発作が起きてもニトロが使えなくなります。ED治療薬の使用については主治医とよく相談してください。狭心症や心筋梗塞の治療に使われる硝酸剤一覧です。

 

商品名 製薬会社名 一般名
アイトロール錠 トーアエイヨー・山之内製薬 一硝酸イソソルビド
亜硝酸アミル 三共エール・三共 亜硝酸アミル
アバティアテープ 帝國製薬-テイコク 硝酸イソソルビド
アンタップ 帝三-帝人 硝酸イソソルビド
イソコナールRカプセル 佐藤薬品-共和薬品-テイコク-日医工 硝酸イソソルビド
イソビット 東光-ラクール-三井 硝酸イソソルビド
L-オーネスゲン錠 鶴原 硝酸イソソルビド
カリアント錠 全星 硝酸イソソルビド
カリアントTPカプセル 全星-ナガセ 硝酸イソソルビド
コンスビット錠 大洋 硝酸イソソルビド
サークレス注0.05%、0.1% 高田-塩野義 硝酸イソソルビド
サワドールL錠 沢井 硝酸イソソルビド
サワドールテープ 沢井 硝酸イソソルビド
ジアセラL錠 東和薬品 硝酸イソソルビド
シグマート 中外 ニコランジル
シグマート注2,12,48mg 中外 ニコランジル
硝酸イソソルビド(ツルハラ) 鶴原 硝酸イソソルビド
硝酸イソソルビドテープ[EMEC] 昭和ケミカル-EMEC 硝酸イソソルビド
スレンドミン錠 長生堂 硝酸イソソルビド
セラモンテ錠 シオノ-堀田 硝酸イソソルビド
ニコランマート錠 東和薬品-ケミファ-吉富 ニコランジル
ニトソルビド注0.05%/0.1% 富士製薬 硝酸イソソルビド
ニトプロ注 丸石 ニトロプルシドナトリウム
ニトラステープ 大協-全星-高田 硝酸イソソルビド
ニトロールRカプセル エーザイ 硝酸イソソルビド
ニトロール錠 エーザイ 硝酸イソソルビド
ニトロールスプレー エーザイ 硝酸イソソルビド
ニトロール注5/10/20mg エーザイ 硝酸イソソルビド
ニトログリセリン錠山川 日本化薬 ニトログリセリン
ニトログリセリン注-ACC 吉富-エイバム ニトログリセリン
ニトロシンパフ RPR ニトログリセリン
ニトロスロー錠 共和薬品-祐徳 硝酸イソソルビド
ニトロダームTTS チバガイギー-ノバルティス ニトログリセリン
ニトロバイド錠 小林加工 硝酸イソソルビド
ニトロフィックス5/10 東洋紡績-キッセイ 硝酸イソソルビド
ニトルベン錠 日本化薬 ニトログリセリン
ニトロラム 海外 ニトログリセリン
ハイパジールコーワ錠 興和 ニプラジロール
バソレーターRB2.5 三和化学 ニトログリセリン
バソレーター注/注50mg 三和化学 ニトログリセリン
バソレーターテープ 三和化学 ニトログリセリン
バソレーター軟膏 三和化学 ニトログリセリン
フランドル トーアエイヨウ-山之内 硝酸イソソルビド
フランドルテープS トーアエイヨウ-山之内 硝酸イソソルビド
ベネティISDNテープ 積水 硝酸イソソルビド
ヘルツアー ニチバン-大鵬薬品 ニトログリセリン
ヘルツアーS ニチバン-大鵬薬品 ニトログリセリン
ヘルピニンRカプセル 鐘紡 硝酸イソソルビド
ホクスノールLカプセル BMKK 硝酸イソソルビド
ミオコールスプレー トーアエイヨウ-山之内 ニトログリセリン
ミニトロテープ 日清キョウリン・杏林-ロッシュ ニトログリセリン
ミリステープ 日本化薬 ニトログリセリン
ミリスロール注 日本化薬 ニトログリセリン
ミリスロールテープ 日本化薬 ニトログリセリン
ラブノールRカプセル 阪急 硝酸イソソルビド
リファタックL錠 メディサ-明治製薬 硝酸イソソルビド
リファタックテープ メディサ-明治製薬 硝酸イソソルビド
リベラステープ 祐徳 硝酸イソソルビド
ゾコーバ 注* バイアグラのみ併用注意 塩野義製薬 エンシトレルビル フマル酸

併用禁忌薬とは

併用禁忌薬(Contraindicated drug interactions)とは、異なる薬物同士を同時に使用することが、患者の健康に危険を及ぼすおそれがあるとされている医薬品の組み合わせを指します。

併用禁忌薬は、患者の健康状態、医師の判断、特定の薬物の特性に基づいて確立されます。

  1. 重大な相互作用: 併用すると、薬物同士の相互作用が生じ、生命を脅かす副作用が発生するおそれがある場合。例えば、ある薬物が他の薬物の代謝を妨げ、有害な濃度が蓄積する可能性があります。
  2. 重大なアレルギー反応: 特定の薬物同士を併用すると、アレルギー反応が引き起こされ、過敏症状やアナフィラキシーの発症リスクが高まる場合。
  3. 重大な副作用の増加: 薬物同士を併用することで、それぞれの薬物の副作用が増加する場合。例えば、出血リスクの高い薬物同士を併用することは、出血の危険性を増加させます。
  4. 互いに競合する効果: 薬物同士が互いに競合し、本来の効果が減少する可能性がある場合。これは、治療の効果が不十分になる可能性があります。

併用禁忌薬は、医師や薬剤師によって患者の薬物療法を評価し、安全な薬物組み合わせを選択する際に非常に重要です。患者自身も、異なる医師や薬剤師にすべての処方薬、非処方薬、サプリメントなどの情報を提供し、安全な薬物療法を確保する助けになることがあります。

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