ミノキシジル外用薬・剤形(状態)の違い

液体(ローション)と、泡(フォーム)

ミノキシジル外用薬の剤形(状態)には液体(ローション)と、泡(フォーム)があります。日本国内では商品名リアップなどローションタイプが主流です。フォームタイプはブランド名カークランドなどで発売されています。どちらもAGA治療としては5%含有のものが主に用いられています。ローション、フォームともに有効成分は基本的に同様ですが、薬剤の状態の違いによって使い勝手にやや違いがあります。

ローションとフォームで使い勝手の違い

ローション(液体) フォーム(泡状)
ドロッパー(先端)から薬剤を滴状で頭皮に塗布。液だれの可能性もあり。 ムーズ状の薬剤で頭皮になじませやすく液だれしにくい。
特に湿気の多い環境・髪が長い人では液だれや残留が気になることも。 乾きが早め、ベタつき・液だれが起きにくいという報告あり。
部分的に狙いたい薄毛部位にピンポイント塗布しやすい。広範囲でも可。 泡状なので広範囲を塗るには便利。細かい範囲には向かない。

髪が長い、広い範囲を塗りたい、液だれが気になるならフォームが選択肢になるかもしれませんが、薄毛部位が限られていて、ピンポイントで狙いたいなら、ローションの方が取り扱いやすいという声もあります。

日本で承認されているミノキシジル外用薬を選ぶとすると、フォーム(泡)タイプのミノキシジル外用薬は選択肢からは外れ、実際国内で使用されているのはローションタイプがほとんどです。また、ミノキシジルの経口薬(飲み薬)は2025年時点で日本国内では承認されていないため、輸入薬を全くの自己責任で服用することになります。

https://westclinic.tokyo/FCI-Minoxidil-HairRestore-Formula.html