八味地黄丸を避けるべき人
八味地黄丸を使わないほうが良いとき
八味地黄丸を含めた漢方薬はすべての人に合うわけではありません。体質や症状が合わない男性が使うと、効果が出ないどころか不調が出ることがあります。八味地黄丸を使わないほうがよいとされる男性の特徴は次のようなものです。
暑がり・のぼせやすい男性(腎陰虚・実熱傾向)
八味地黄丸には、体を温める生薬(附子・桂皮)が含まれます。暑がりである、顔が赤くなりやすい、口が渇きやすいなどの傾向のある人は、これらの症状が増悪する可能性があります。
体力が十分にあり、がっしりした男性(実証)
漢方ではがっしり型で体力のある人を「実証」、その反対を「虚証」と呼んで区別します。八味地黄丸は実証の人向けの処方です。体格がよく、疲れにくい、ふだんから活動量が多い人は、体のだるさや胃もたれをひきおこす可能性があります。
胃腸が弱く消化不良を起こしやすい男性
八味地黄丸に含まれる地黄という生薬は消化器に負担をかけるので、ふだんから胃もたれや軟便になりやすい人は、服用をさけたほうがよいかもしれません。これらの症状のほかに、食欲不振や腹部不快感をひき起こす可能性があります。
排尿困難の原因が炎症にあると考えられる場合
八味地黄丸は慢性的な冷えを伴う排尿障害向けで、急性の炎症の治療には用いられません。排尿時に強い痛みがある、尿の色が濃く、熱感がある、などの症状がある場合は西洋医学に相談する必要があります。
気になる症状がでたら医師に即相談
八味地黄丸の服用中に、動悸、のぼせ、発疹、胃腸の不調が現れた場合は服用を中止する必要があります。また、他の漢方薬を使用していると作用が重複するので避けたほうが良い場合もあります。




