5月病に続いて適応障害の6月病とは

「5月病」と「6月病」は、日本の職場や学校において、特定の時期に起こりやすい心理的な状態を指す言葉です。

5月病(ごがつびょう)

  • 定義:新しい環境(新学期、新年度、新入社員としての職場など)に適応するための緊張やストレスが4月から続き、5月のゴールデンウィーク(大型連休)明けに一気に疲れが出て、やる気を失ったり、うつ状態になること。
  • 原因:新しい環境への適応のプレッシャー、連休後の気持ちの落ち込みなど。

6月病(ろくがつびょう)

  • 定義:5月病からさらに進行した状態で、環境への適応が上手くいかず、精神的・肉体的に不調をきたすこと。
  • 特徴:6月に入ると梅雨の季節が始まり、天気が悪くなることで気分がさらに落ち込みやすくなる。これが「6月病」として適応障害やうつ病の一環として見られることがある。
  • 原因:5月病が解消されないまま続くストレス、梅雨の影響による気分の低下、長期間のストレス累積など。

対策

  1. 生活リズムの維持:規則正しい生活を心がける。
  2. ストレス発散:適度な運動や趣味の時間を持つ。
  3. 休息の確保:疲れを感じたら無理をせず、休息を取る。
  4. 相談する:必要に応じて、カウンセラーや医師に相談する。
  5. 環境の調整:仕事や学業の負担を軽減するために、環境を調整する。

結論

「5月病」や「6月病」は新しい環境に対する適応ストレスが主な原因ですが、適切な対策を講じることで予防や軽減が可能です。自分の状態を客観的に見つめ、必要なケアを行うことが大切です。

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